白山雅成の「anémone」1981年の油彩画です。滅多に市場にでません。取手に個人美術館があります。激レアです。ご覧のように市場には全く出ることのない白山雅成の油彩画です。岡本太郎画伯と同じように自己の作品の散逸を嫌った白山雅成は作品を売ることをしなかったのです。そのためほとんどの作品が取手市戸頭にある個人美術館に収められています。出品のものはそのため大変貴重なものです。絵の状態も良いものですが額はおまけ程度にお考えください。キャンバスの大きさはF3ですので飾るのにはちょうど良い大きさです。絵は小ぶりですが色彩の豊かさとタッチの柔らかさは秀逸でルノワールや梅原龍三郎のような豊かなマチエールを生んでいます。いつまでも見飽きることのない存在感のある素晴らしい油絵です。手放すことをためらう何かをこの絵はもっています。額全体の大きさは36センチ、42センチになります。白山雅成/シロヤマ マサナリ1916(大正5年)3月22日に生まれる。1934~37(昭和9~12年)上野太郎と網代海岸に一軒家を借りて絵画の制作を開始する。1946(昭和21年)日大二高の絵の教師となる。1970(昭和45年)フランスへ留学。パリを拠点に諸ヨーロッパを廻り制作活動。1973年、教職を退きパリで画業に専念する。70年代~80年代のモンマルトル・20区・ベルヴィルなど古く良きパリの、風景・カフェ・人々を描いた。1982年、ヴェネツィアを訪れ99年まで年2回17年間制作した。83年、パリで個展。89年、94年と日本で個展。99年、白山雅成作品展示室(個人美術館)を取手市戸頭に開設した。2000年、パリのポンヌフ橋で絵の制作中交通事故で亡くなった。享年83歳。
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